2011年3月2日水曜日

基礎配筋工事2

大変、強固な形状になっています。
土が十分締め固まっているとこのようにはなりませんが、土を水に置き換えるとこのような配筋になります。

設計段階で、地盤調査のN値の結果と建物総重量から、杭一本にかかる力の量(鉛直圧力)によって、構造計算するとこのような構成となります。

地面の地耐力が10t/㎡あるところは、簡単な見極めは土砂降りの雨が降っても、十分に硬くなお且つ直ぐに水が引いて、グチャグチャにならないところです。



ベース筋の下部には500φの直径で3mのコンクリートの深さ(硬い地層)まで38本施工してあります。

滋賀県内には河川が多く琵琶湖へ向かって流れているため、豊富な建材(栗石類)が軟弱地盤に対応できますが、計算書類が全くなく国土交通省の基準をクリアできる認定書類が全くないのが現実で、このあたりが「板倉の家」のように伝統的な石を使用した免震や強度的な部分をこれから証明できると、こんなたいそうな基礎はいらないと思います。

これって、将来解体することを前提に施工するとこんな基礎は出来ないです。

施主さまへの強度を担保する代わりに、解体時のコストアップは莫大な費用が発生する事が確定されている事が、本末転倒でいつも自問自答してまいます。

基準を設けることはいいことですが、建築工法が多くありすぎて複雑でしょうがいないとは確かです。

石端建ての構法があるのですが基礎は無く石の上に足固めして家が簡単に言えば乗っているだけです。

旧東浅井郡から古民家を一軒持って帰ってきていますが、川原の石に組んでありました。この時に本当に手で解体できるようなシンプルな家で全て土に変える素材で作られていました。



この家の「生きこぼち」で感動を覚えてから、今の家のつくり方に疑問を感じたのは確かです。

循環型建築とは、CO2が出来るだけ出ない工法で考えないといけないのですが、国土交通省大臣の認定書を重要視する、建築基準法には環境対策は全く対象にはされてないのが現状です。

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